アンチエイジングと生活習慣病

アンチエイジング対策をすることは生活習慣病の予防にもつながります。

 

生活習慣病とは、糖尿病(1型糖尿病を除く)・脂質異常症(家族性脂質異常症を除く)・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称です。

 

活性酸素の研究が進んできた現在はその生活習慣病を含む動脈硬化、がんなどの病気の9割に活性酸素が深くかかわっていることが解ってきました。

 

幸い、人にはカラダの酸化防止システムがすでに備わっており、各種の酵素、ビタミン類にもこの機能があります。
そんな抗酸化物質(スカベンジャー)を上手に働かせ、アンチエイジング対策として活性酸素の害から私たちのカラダを守ることに意識すれば自然とその病気の予防にもつながっていきます。

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がん

がんは薬剤、農薬、食品添加物、放射線、紫外線、電磁波、たばこ、ストレスなどにより活性酸素が発生して、がん遺伝子を抑えていたがん抑制遺伝子を傷つけ、がん遺伝子が目覚めてDNAを傷つけて発症するのです。

 

最近のがん研究の成果と活性酸素の知識を総合すると、がんの病巣を取り除くより、がんそのものを発症させないようにするのが賢明な方法です。

 

つまり、日常生活から常に抗酸化物質を十分に体内に蓄え、がん遺伝子やがん抑制遺伝子に活性酸素の害が及ばないようにしておくことが、最新のがん対策のポイントです。

 

動脈硬化

生活習慣病を引き起こすとされる動脈硬化の犯人としては悪玉コレステロールが有名ですが、実は活性酸素が真犯人だったのです。

 

血管内の余分な悪玉コレステロールが活性酸素に攻撃されて、変性悪玉コレステロールとなり、これを体外から侵入した細菌や死細胞などを取り込み消化する細胞マクロファージ?が異物として取り込みます。やがて、マクロファージが膨れて泡沫細胞となり、血管の膜を押し上げ動脈硬化になります。

 

動脈硬化は全身的な血流障害ですが、心臓では心筋梗塞や狭心症を、脳では脳梗塞や脳出血などを引き起こす原因となり、糖尿病などの生活習慣病にも密接に関連しています。

 

生活習慣病

高脂血症、糖尿病などの生活習慣病も真の原因は活性酸素の発症とその障害であることがわかってきました。以前は成人病と呼ばれていた生活習慣病ですが、これは、その多くが食生活、運動の有無、喫煙や飲酒の習慣、休養の取り方などその人の長い生活習慣から発症するものと考えられているからです。

 

その背景には、食事の高カロリー化と食生活の欧米化があり、若年層においても高脂血症患者の増加と糖尿病と糖尿病予備軍ともいえるメタボリックシンドロームの現象が見られます。

 

ですから、いままでの生活習慣を根本から見直し、活性酸素の発生を少なくし、抗酸化物質を積極的に体内に取り入れることが最新の生活習慣病の予防方法です。